笛吹きの日常

フルートは一本でも輝ける

吹く力と、聴く力

こんにちは。

先日、月1回のレッスンに行ってきました。

先生のレッスンも生で4回目。

言われることは毎回違うけど、近いことしか言われません。

 

主に、聴くこと。

 

今まで吹くことに一生懸命力を注いできましたが、闇雲に吹いていても美しい演奏にたどり着けないことに気が付きました。

 

その空間に合った響きが出せているか。

ようするに、聴けているか。

 

どんなふうに聴こえているかお構いなしに吹くのは簡単。

力いっぱい吹けばいいから。

それ、私。

 

そんなレッスンを何回か続けて、レッスンの録音を聴いたりしているうちに、なんだか違いが分かるようになってきました。

 

あ、今の吹き方は力で押し出してる。

これは鼻腔まで響かせて無理のない響きを出せている。

 

それが分かってくると、自分以外の人、youtubeとかで配信している人たちの吹き方もクセが見えてきました。

そうすると、そればかり気になってきて、純粋に演奏が楽しめないという弊害。

いい勉強が転がっていると考えるポジティブシンキングもできるけど。

楽しくない(ズバン)。

 

今まで「いい曲だな~るんるん」だったのが。

「吹き方が気になる…すごく気になる…」になってしまい。

 

先生のCDばかり聴いてます。

 

聴こえてくるようになったのは成長のチャンスととらえ、今自分自身で再現できるように練習中です。

しかし、自宅の練習している部屋とレッスンする部屋で響き方も違う。

また発表会とかでホールに行けば違う。

 

対応力をつけないと。

 

今後の課題です。

そしてもうすぐ音楽教室最後の発表会。

これでしばらく人前での演奏はないから、悔いのないようにしたいです。