笛吹きの日常

フルートは一本でも輝ける

本気にも種類がある

こんにちは。

 

マチュアフルート吹きが無謀にもコンクールに挑戦し無残に砕け散る…

前に、出場を辞退するという事態になりそうです。

 

教室の先生に、直接打ち明けることは難しくて、ラインで

「正直出場するか迷っています」

と告げました。

 

すると

「どっちでもいいよ」

と回答が。

 

たぶん先生、私が出ようが出まいが、どっちでもいいんだわ本当に。

 

ということで、今回は出場を辞退しようと思いました。

しかしまだ最終決心はついていなくて、事務局に連絡は入れていないけれど、心はほとんど固まった。

 

が。

 

あ~もう課題曲も練習しなくていいんだ~わ~い!

 

とは、ならなくて。

毎日の練習の中で、ちょびちょび吹いてしまう。

でも少し心は軽くなった。

 

辞退するのも迷惑。

出場しても迷惑。

 

どっちがいいのか分かりません。

 

自己満足でいいんだ、いってこい!

という方もいる一方で、

 

こんな演奏するなんて失礼!

という方もいる。

 

私はなんだかんだ他人からの評価も少しは気にする人間なので、前者は無理でした。

後者も蹴散らすほどに上手になれればいいのですが。

それはなかなか厳しい。

 

10歳でフルートを始め、ブランクがあれど22年もフルートやってるのにこのレベルということは、この先一生変わらないんじゃないかとも思える。

 

一流の先生にも習っているけど、先生も時間惜しいよな、きっと。

でも同じ金額払ってるんだから、自分は自分なりに妥協せずフルートと向き合いたい気持ちはある。

 

私なりの本気でやってるつもり。

もちろん、プロの本気。

音大生の本気。

学生の本気。

マチュアの本気。

それぞれ度合は違うし比べるのも違う。

 

でも先生は私にプロに近付いて欲しいとレッスンしてくれる。

お言葉有難く頂戴して、私なりの本気で向き合いたい。

 

今はそんな気持ち。

 

コンクール関連でうだうだと悩みましたが、これからもフルートは続けます。

 

私らしく。