笛吹きの日常

フルートは一本でも輝ける

28日間のウォームアップ

こんにちは。
最近ずっと気になっていた教則本がありました。
その名も、「28日間ウォームアップ」。

ムラマツフルートのサイトでも、今年の売れ筋トップ5に掲載されていたのですが、その内容に関してはネットにも情報が少なく、いったいどんな本なんだろう?と疑問だったのと、内容にとても興味をそそられました。
なので、「買っちゃお~う!」と勢いで購入。


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ちょっと高かったけど、届いたら分厚さに驚きました。
そりゃ高い訳だ。

肝心の中身。

「音の響き」
「フィンガリング」
タンギング
「インターバル」

の4つで構成されていて、各項目7番まであります。
28日で完成!というスケジューリングなんだけど。
内容濃すぎてとてもじゃないけど私は28日じゃ無理!(笑)

ソノリテ、タファネルとゴーベールを普段基礎練習でやっているのですが、それをもう少しアレンジして難しくした感じです。

私的にこの本の一番の特徴的な部分というのは、強弱だと思っています。
著者も、最近のフルート吹きに求められるfで吹いて!という音量問題についても触れられていて。
確かに、他の楽器に負けないfは必要だけど、繊細なpを忘れてはいけない、と。

それに、フルートって質のいいpを極めると、「音の響き」全体が整うんですよね。

著者のpに対する思い?執念?のようなものはとても感じたので、練習する際もcresc.とdim.を大切に吹いています。
そして、私のdim.苦手っぷりが存分に発揮されています。

これはいい練習になりそうだ!という感想でいます。

まだまだ練習途中ですが、一生懸命やれば結果が出そうな本です。
また先に進んで成果が出たら報告します。