笛吹きの日常

フルートは一本でも輝ける

時代の変化

こんにちは。
昨日は上野星矢さんのサントリーホールでのリサイタルでした。

が。

結局行きませんでした…コロナコノヤロー。
いい席取れてたのにな…そして空席にしてしまって申し訳ありませんでした。

その分、といったら失礼ですが、レッスン行ってきました。
ガリボルディ、アンサンブルdeジブリ、コンチェルティーノの3本立てです。

すっっっっごく悔しいのが。
家で練習している時にできることが、レッスンだとできない!時があること。
先生がいるから緊張して?
しかしながら、本番は一回で一発勝負。
最初の1音で決まるといっても過言でない。

あーーー今の音ナンセンス。

と思っても、吹き直しなんてできない。
まだまだ修行が足りないようです…。


最近思ったのですが。
今の先生方って、教えるの上手ですよね?
とっても分かりやすく、姿勢とか呼吸とか曲の解釈とか、教えてくださるんですよね。
中学生頃でしょうか。
某有名楽器メーカーの教室に一時期通ってましたが。
曲が、というか音符が追えればOKくらいの勢いで「俺の模範演奏通りに吹け」的なやり方で。
確かに、先生と同じように吹けたらいいですよ。
まぁできませんよ(笑)
学校の吹奏楽部にもプロの先生に半年に1回くらいレッスンしてもらえましたが、同じくな感じで………。

私の笛に未来があったら、もっと細かいレッスンをしてもらえたのかもしれませんが、今となっては後の祭り。

昨日のレッスン時。
私の前の人が「今日人生初めてフルート持って初めてのレッスンでした」という方だったようで。

先生に、
「フルート始めるなら絶対教室で習うべきだから、その人は正しい選択をして、しかも今の時代でラッキーだ」
くらいに話してしまいました(笑)
私なんて小学校の吹奏楽部で、己の感性のみで吹いてきた人間なので。
羨ましい限りです。

もしかして音大も、ソリストを育てることと同じくらい、他人に教えることを仕事にする前提の授業内容とかになったのでしょうか?
そんなことはないか。

とにかく。
独学とか先輩からのアドバイスよりかは、専門の先生の門戸を叩く方が上達の近道ですよと後世に伝えたい(笑)