こんにちは。
フルートを始めてある程度経って、ポップスとかだと簡単すぎるけど、バリバリのクラシックは敷居が高いし、どんな曲があるか知らない。
っていう時期、ありません?
私は吹奏楽出身だったので、フルートの為の曲を全く知らないまま長い年月過ごしました。
2年前にフルートを再開して、集団の中で吹くのではなく、ソロで吹く機会が増えた時。
曲を知らなすぎることに気が付きました。
そんな迷走期を経た私から、フルートの為の曲で、難易度的にも私でも吹けた!という超個人的感想で曲を紹介します。
メロディーのはっきりした近現代フランス多め。
作曲者と作品名を書きます。
・シャミナード コンチェルティーノ
フルートの王道?聴いた初心者なら誰しもが憧れる曲では?
明るめのメロディーから始まり、途中で高速音階地獄の見せ場もあり。
長さは7~8分程。
臨時記号とかはあまりなかったかな?
ダブルタンギングもあります。
正確に吹けるようになるとカッコいいですよ。
発表会にもおすすめです。
・ユー ファンタジー
幻想的なオープニングでインパクトあり。
曲調は大まかに4つに分かれていて、冒頭、おっとり、トゥットゥルー謎の舞、派手なエンディング、的な構成。
ピアノと合わせるのが最初は大変でした。
ズレてるの?合ってるの?と不安になること多々あり。
これもピアノとしっかり合わせられるとカッコいい。
私は発表会で吹いた。
・ガンヌ スケルッツォとアンダンテ
ゆったりとした始まり。
次にガラッと一転速いテンポの見せ場?的なところ。
階段を駆け上がるような連符もあり。
歌で魅せたい人も、技術で魅せたい人も、どっちも輝けそう。
私は好き。
・ノブロ メロディー
全編に渡りおっとり。しっとり。ゆったり。
速くて指の回らない曲苦手!という方におすすめ。
ピアノとの掛け合いも見せ場。
音数が少ないので、1音1音を響かせる技術は必要。
時間も5分くらいかな?
・ムーケ パンの笛
聴いたことある!となりそう(笑)
フルート始めて、たぶん最初の頃に先生とかにおすすめされる曲かも?
1楽章が人気というか有名過ぎて、3楽章まであることを知らなかった(笑)
全楽章やるのももちろん楽しいけど、1楽章だけでもやりごたえはある。
冒頭の高音域のややこしい指遣いさえ習得できれば、あとは勢いで乗り越えられるはず。
ぜひ、おすすめ。
・ショッカー 後悔と決心
割と新しい曲。
クラシック?なのかは不明。
この作曲家は指導する先生の好き嫌いがあるらしく?
私の先生の先生は嫌いで、学生時代に触れなかった作曲家らしい。
遅いテンポのゆったりしたメロディーの部分と、一変して激しいメロディーの部分2パートに分かれてるとざっくり言える。
激しい部分の高音タンギング音階地獄と、最後のダブルタンギングの高音が決まればカッコよく終われる。
聴いた瞬間「カッコいい!好き!」となれる曲。
1楽章から4楽章まである。
どれも見せ場しかない。
通しで13分(訂正→18分)くらいかな?
1秒も飽きない。
ただしピアノも鬼だとかで。(私はピアノが弾けないので不明)
そして吹く側も鬼。
解りやすいメロディー構成と展開だけど、普通にちょっと難しい。
只今鬼練習中。
ピアノ合わせが1ヵ月後。
生きろ。
・フェルー 3つの小品
紹介する中で唯一の無伴奏。
3楽章まであります。
1楽章は分かりやすい。
2楽章は酔っ払いが踊ってるのか?ってイメージ。
3楽章はなぜかいきなり難易度上がる。
ただ無伴奏のレパートリー持っておきたい人にはおすすめ。
聴いていても楽しい。
ソナタいくつかあるらしいですが、ここで紹介するのは…
ソ~…チャン…ラ~…チャン…シードレ ミ レ ド…ってやつ。
ピアノがひたすら四分音符で刻んでくれるので、ピアノとの合わせは合わせやすいと思われる。
地獄はない。
極めると大変かもしれないけど、サラっとやるのもありかと。
優しい気がします。
以上、独断と偏見で曲紹介でした。
YouTubeでぜひ検索してみてください。
きっとハマる一曲に出会えます。