笛吹きの日常

フルートは一本でも輝ける

コンクールに寄せて

こんにちは。

9月に音楽教室のコンクールの1次が迫っております。

個人のコンクールは初めて。

 

一人で舞台に上がるのか~。

無伴奏

私だけの演奏か~。

 

等々、心配は尽きません。

 

私のフルート人生は小学校の吹奏楽部から始まりました。

私が始めたのは小学校4年生から。

大会の詳細は全く覚えていないのですが、夏のコンクールはありました。

市内で1校選ばれて、群大会へ進めます。

新任の先生が小学校3年生の時に赴任して来て、その年に代表となり群大会に進めました。

4年生の時は人数の兼ね合いでコンクールメンバーに入れませんでしたが、群大会に進みました。

5年生。

初めてのコンクール、今となっては良く覚えていませんが…群大会には進めませんでした。

衝撃的で良く覚えているのは6年生の時。

私のソロが2小節ありました。

練習では何も失敗することもなく、余裕で吹けていました。

本番当日。

演奏が始まり、いい感じに音楽が流れていきます。

さあ、私のソロ!…となった瞬間。

全ての音が止まり、「無」になりました。

私も同時に、「無」。

そして急に恐怖感が湧き上がり、なんと、ソロ、吹けませんでした。

2小節の無の時間、誕生。

もう本当にただただ未熟で、精神力が弱かった。

今でも、舞台上の明るい照明と、床の木目を覚えています。

 

そんなわけで、私のフルートコンクール歴史は、最悪のスタートだったと思います。

 

その後もコンクールとは相性が悪い私。

 

上手くいったのは、高校1年生のB組で出た大会くらいです。

フルートとピッコロの持ち替えで、ピッコロで大成功を収めました。

前日に楽器壊れて、急遽吹くことになった楽器がメチャメチャいい楽器だったから(笑)

 

高校2年生が最後のコンクールとなり、それ以降、コンクールには出ていません。

あ、大学1年で1回出たか(闇に葬った)。

 

でも、嫌いじゃないんです。

定期演奏会とか、文化祭とかとは違う独特の緊張感が堪らなく、好き。

 

今回のコンクールはどうなるのか未知です。

現在、課題曲を練習中ですが、まだまだ過ぎて自信を無くしていく日々と時期。

正直背伸びした選曲になってしまったのか、反省すべきかも考えましたが、そんなこと考えるよりは、とにかく無心で練習あるのみ!です。

アルペジオ地獄のような曲なのですが、こういう技巧的な部分がとにかく苦手!

アーティキュレーションを変えたり、テンポを徐々に上げたり、工夫しかないですが、まだまだ完成しない…。

焦ってはいけない焦ってはいけない焦ってはいけない、と焦っています(笑)

 

初めての個人のコンクール。

 

どうなるか、乞うご期待。